ロッチ好きだよロッチ

この面白さは一生語り継いで、どうぞ。

 

もう下手したら10年くらいロッチを好きだと言い続け、そしてやっと世間に浸透した……!そのうれしさ、そしてロッチの活躍を見ているだけで幸せ。

 

何が好きなのとたまに聞かれるんですが、上手く説明できないんですよね、この感情ってやつを。

 

コカドケンタロウはきりりとした視線を向けることもあれば、100パー「あっ、こいつなんも考えてねぇな」って目の光を放っていることも、あるいは「世にも奇妙な物語に巻き込まれちゃったモブかな?」みたいな困惑と恐怖の色を浮かべていることもあったりして、本人の「僕感情がないんですよぉ」に対してはい嘘ロンパと言いたいレベルの明るい喜怒哀楽を見せてくれます。特に彼の怒りが混じった困惑顔は非常に見るものを高揚させる謎の効果があり、ここから繰り出される「えっ、何で?」「うわっ変な奴おる」「何この状況」「お前何言うてんの?」などのとにかくいかちいとんがったセリフがキレッキレで最高。いや、最&高。地味に演技力にも定評があり、ことライブ終盤のボケ担当になった時(DVDだとロッチラリズムかなぁ……分かりやすいかも……)のはっちゃけっぷりはすさまじいものがあります。真顔でボケられるタイプの人。彼本人はリズムネタに仄かなリスペクトを覚えているとか、2700(最近改名しちゃったけど)が大好きだったりとか、そう言う路線も好きなのか……と見てると色々考えさせられます。まあロッチはね。リズムネタやらないからね。相方がリズム感を奈良に置いてきてるからね、仕方がないよね。

余談ですが、コカドさんはオードリーの若林正恭さんやナイツのおふたり、アルコ&ピース平子祐希さんと同い年らしいです、と知った瞬間に「いや……その並びはどうだ……?あまりにも、あまりにも人を選びすぎないかこの人選は……?」と思ったので、もう一人くらい同い年の芸人捜してます。いねーかなー。

 

その相方で恐らく日本でいま最も何もしなくても笑いを起こしてしまう男、中岡創一は深夜番組時代からピンポイント起用も多い、小ボケも大ボケもギミックも小道具も(?)割と器用に演じ分ける感覚派な人物。単純なスペックだけで言うと不器用なんですが、意外と色んな役柄をこなし、「何でぇ?」「あかんやん……」と泣き崩れそうな不幸な男をさせれば東京03の角ちゃん(角田晃広さん)と同じかそれ以上なんじゃねえかな、いや言い過ぎました。よく噛みよく間違えよく天然ボケをぶちかますが、普通にいい人だったし小さくてかわいかった(※個人の感想です)。私個人としては、本人も副音声解説(これもロッチラだった気がする)で触れてましたとおり「突っ込みをする時に手が変なグーになる」と言う動きが大変好きでして、未だにネタ番組で見ても手が変なグーなのでそこは直らなかったんだね……とほほえましい気持ちになります。あと彼の一番の強みは全く化粧もしてないのに女役だと言い張ってるのが通用する辺りですかね、女役と言えばキングオブコントであの衣装(ダイナマイトの母)を見た瞬間に背筋が凍り「終わった……」と崩れ落ちたことをたまに思い出します。ブログやTwitterの文章と普段のしゃべり口調があんまり変わらない貴重な人材。守りたい、この天然。いい加減世間は彼の強みに気付くべきなんだけどなぁ。ドラマにも出てました。瑛太さんと競演してましたね?

 

 

ところでふたりして声の仕事上手くなりすぎじゃないですか?コカドさん、どっかでゴリラやってたんですか?